2026年6月 成約率低下 要因分析レポート

5月→6月で成約率が低下した要因を、メンバー・流入コース・提案商材・顧客属性・失注理由から多角的に分解。結論は「個人のクロージング力の問題ではなく、リードの質とコース構成の悪化(環境要因)が主因」。

分析日:2026/06/15 データ:累積商談トラン(着席ベース) 対象:2026年5月 / 6月
SECTION 01

結論サマリー

全社 成約率(着席ベース)
19.1% → 11.1%
5月 → 6月(−8.0pt)
高単価PSPの成約率
44% → 13%
5月3-4週 → 6月(商材は同じ)
アイプロ系の成約率
21% → 21%
中価格帯は安定(崩れていない)
結論:6月の成約率低下は「商材(高単価)」が原因ではなく、「リードの質低下」と「流入コース構成の悪化」という環境要因が主因。高単価は本来“決まる商材”で、5月3-4週は44%で売れていた。崩れたのは「高単価を、決まらないコース(成約ゼロのリード)に当て続けた」ため。中価格帯のアイプロが21%で安定していることが、商材ではなくリード×コースの問題であることを裏付ける。
SECTION 02

成約率 低下ランキング(5月 → 6月・運営含む)

順位メンバー5月成約率6月成約率低下幅低下幅(バー)
着席3件以上の信頼できる母数のみ。改善した人もいる(岡本 +5.5pt・鈴木 +3.6pt・岩谷 +2.4pt・石田 +1.4pt)。=全員一律ではなく、低下と改善が混在。母数が小さい(6月着席1〜2件)柳沼・橋本・戸田・根間は参考外。
SECTION 03

転換率が「着席」と「成約」の二段で悪化

5月 着席率
37.2%
予約→着席
6月 着席率
25.4%
−11.8pt
5月 成約率
22.5%
着席→成約
6月 成約率
10.9%
−11.6pt
低下メンバー9名の合算では、着席率も成約率もほぼ同じ幅で落ちている。つまり「決め切れない」前に「そもそも商談に来ない/提案に届かない」が半分を占める。クロージング指導だけでは半分しか説明できず、リード品質・着席対策が同等に重要。
SECTION 04

流入コースの構成が激変

コース系統5月 成約率5月 構成比6月 成約率6月 構成比
ロードマップ作成会系(高成約)22%52%17%32%
AI個別指導塾(体験入学)系14%30%12%47%
案件獲得サポート/解剖系(成約0)0%1%0%13%
Codex収益化相談会(成約0・新規)0%0%8%
その他(Claude Code相談会 等)17%16%0%
核心:高成約の「0→月100万 ロードマップ作成会(本体)」が 154着席 → 5着席 に激減し、Claude Code相談会シリーズも消滅。代わりに成約ゼロの「案件獲得サポート/解剖」「Codex収益化相談会」が新規流入(合計21%)。=「決まるコースが消えて、決まらないコースが入ってきた」。低下メンバー全員に共通する構造変化。
SECTION 05

提案商材の高額シフトと、高単価の成約率暴落

高単価(PSPパッケージ)の提案比率:5月3-4週から本格化し6月も継続

提案商材5月 1-2週5月 3-4週6月
高単価(PSPパッケージ)比率2%32%54%
AIコンサル育成講座(安価)比率21%28%5%
全体成約率15.9%20.8%11.1%
高単価シフトは5月3-4週から始まり、その期間の全体成約率は20.8%と3期間で最高だった。=高単価戦略そのものは機能していた。「高単価だから決まらない」ではない。

同じ高単価PSPの成約率が 44% → 13% に暴落

高単価PSP(5月3-4週)
44%
85着 / 37成・単価¥56万
高単価PSP(6月)
13%
97着 / 13成・単価¥50万
アイプロ系(参考)
21%
3期間とも安定
5月3-4週は高単価を44%・単価¥56万で売れていた。6月は同じ高単価PSPが13%に暴落(単価¥50万は維持)。=崩れたのは商材ではなく「高単価を当てる相手(リード/コース)」。中価格帯のアイプロは3期間とも約21%で安定しており、高単価×低質リードの組み合わせだけが崩れている。
SECTION 06

高単価提案 × コースの相性(向く・要観察・向かない)

高単価に向く
ロードマップ作成会系
  • 高単価 提案/成約率130件 / 38%
  • 5月 / 6月46% / 21%
  • 本体は6月も50%(4件中2)
  • 稼ぐ計画目的の高意欲層が集まる入口
要観察・条件付き
AI個別指導塾(体験入学)系
  • 高単価 提案/成約率69件 / 14%
  • A・無印・B12〜25%(可)
  • C・特別枠0%(不可寄り)
  • サブ枠単位で運用を分けるのが妥当
高単価に向かない
案件獲得サポート/解剖・Codex
  • 案件獲得サポート/解剖20件 / 0%
  • Codex収益化相談会6件 / 0%
  • 無料サポート・相談会=低購入意欲層
  • 高単価を当てても構造的に決まらない
「向かない」群は性質が2種類。「50万の案件獲得無料サポート」は5月も0%(0/7)・6月も0%(0/20)と両月ゼロ=構造的に決まらない実証済みコース。一方「Codex収益化相談会」「案件を徹底解剖」は5月には存在せず6月から新規流入し初動0%(母数は小さく次月で確証要)。体験入学Cは全体では5月13%→6月13%で安定し、“高単価だけ不向き”でコース自体がダメなわけではない。
SECTION 07

顧客属性・失注理由の変化(低下メンバー9名)

変化した事象5月6月示唆
失注理由「決済能力なし」(最大要因)20.3%24.3%支払い能力の低いリード増
失注理由「未記入/追客中」9.7%20.0%未決着・プロセス管理の緩み
年代 50代以上の構成比10.5%19.4%低成約の高齢層へシフト
年収300〜500万の成約率29%7%同一属性でも成約率が半減
年収500〜800万の成約率21%5%中核層のリード温度が低下
着席後「提案なし」率20.9%27.1%着席しても提案前に離脱増
「決まる属性(中〜高年収)」の中でも成約率が半減している。=顧客ミックスの変化だけでなく、同じ属性内でもリードの熱量が落ちている。失注理由「決済能力なし」の増加・「未記入/追客中」の倍増も、リード質低下とプロセス未決着を示す。
SECTION 08
CONCLUSION

結論

主因

6月の成約率低下は「リードの質低下 × 流入コース構成の悪化」が主因。高成約の「ロードマップ作成会」が激減し、成約ゼロの「案件獲得サポート/Codex」が新規流入。さらに同一属性内でも成約率が半減=リード温度の構造的低下。

商材は原因ではない

高単価は本来“決まる商材”(5月3-4週は44%)。6月の暴落(13%)は「高単価を成約0コース(冷えたリード)に当て続けた」ため。中価格帯のアイプロは21%で安定しており、商材ではなくリード×コースのミスマッチが本丸。

打ち手 01|マーケ
「0→月100万 ロードマップ作成会」本体の開催・送客を回復(5月は154着席の主戦場)。成約0コース(無料サポート・Codex・案件解剖)の送客見直し or スクリーニング強化。
打ち手 02|リード×商材
高単価は「決まるコース(ロードマップ系)」に集中。冷えたリードにはアイプロ等の決まる中価格帯へ切替。体験入学はサブ枠(A/B/無印は可、C・特別枠は不可)で運用を分ける。
打ち手 03|セールス/運用
着席率の低下対策(リマインド・リードタイム短縮)。失注理由の記入徹底で追客の取りこぼし防止。鈴木(逆風下で成約率改善)のクロージングをベンチマーク化。